こんにちは、代表の美辺香澄です。
前回は、「はないと」立ち上げの背景についてお話しました。
今回は、はないとがどんなことを大切にしているのか、実際の保育の工夫をご紹介します。
「一時預かりだから」と妥協はしない
はないとで一番大切にしているのは、
「たった1時間でも、子どもにとってはかけがえのない時間」という考え方です。
どんなに短い時間でも、その子が「楽しかった」「安心できた」と感じられるように、
やさしく、丁寧に、愛情いっぱいの保育を心がけています。
「がんばらなくていい」保護者の味方でありたい
私自身の経験から、「あれもこれも持ってきてください」と言われるのが、
保護者にとって、いかに大変かを知っています。
だから、はないとではオムツや粉ミルクも園で用意しています。
持ち物も最小限。
「がんばらなくていい保育」を目指して、保護者の負担をできる限り減らすようにしてきました。
子どもが「帰りたくない!」と泣いてくれる場所に
一時預かりって、なんとなく「一時的に預かってもらうだけ」の場所と思われがちです。
でも、私たちは違います。
お迎えのときに「まだ帰りたくない!」と泣いてくれる子がいるほど、
子どもにとっても“楽しい場所”でありたい。
親にとっても、「ここなら安心」と思える居場所でありたい。
そして、
「働きたい」「少し休みたい」「今日は病院に行く予定がある」——
そんな保護者の小さな声を、そっと支える存在でありたいと思っています。
一時預かりに、もっとやさしさと楽しさを。
10年目を迎える「はないと」は、これからもそんな場所であり続けたいと願っています。
代表 美辺